2024年4月、筆者の地元・宮崎市を流れる新別府川にて、実に約2年ぶりとなる鯉釣りを再開しました。
今回は、食パン餌による「パンコイ」と、最近研究している「発泡仕掛け」の2種類を使用しながら、計5回の釣行で合計19匹の鯉を釣り上げることに成功しました。
中型中心に好反応|久しぶりのポイント観察で見えた変化
久しぶりに新別府川の様子を確認したところ、以前は目立っていた大型の鯉の姿が減少し、中型サイズの個体が多く目立つ印象でした。4月中の釣行は以下のとおりです。
4日:2匹
11日:3匹
18日:7匹
25日:4匹
29日:3匹
合計:19匹
撒き餌(まきえ)作りが釣果を左右する
鯉釣りで重要とされる撒き餌には、以下の材料を使用しました。
・オカラ
・イリヌカ
・鶏餌
・小麦粉
などです。
これらを水で軽く湿らせ、手で丸めてポイントへ投入。
時間の経過とともに煙幕のように水中で広がり、固形物の鶏餌のみが残るようなバランスが理想です。
人工的な匂いの強い材料は使用を避け、なるべく自然に近いものを選ぶことを心がけています。
釣り場では撒き餌をし鯉が来るのをひたすら待つ
鯉釣り歴は、まだ数年のため、詳しいことが分かっていませんが、撒き餌をしてじっくり回遊を待つのが鯉釣りの基本のようです。
↓じっくり鯉の回遊を待ち、活性が上がってきた動画です。
※このような状況でも、水辺に近づいたり、大きな物音を立てると、鯉(特に大型)は一瞬で姿を消してしまいます。
発泡仕掛けで亀を回避|宮崎の小河川に適したスタイル
今回特に注目したのが「発泡仕掛け」です。
仕掛けは非常にシンプルで、針に餌を付けず、発泡スチロールの小片を取り付けただけの構造。
この仕掛けは、鯉の吸い込みによる釣り方を応用しており、何より雑食性であるカメの誤爆を避けられる点が大きな利点です。
現在のところ、発泡仕掛けでカメが掛かったことは一度もなく、鯉釣りに集中できています。
浮力の微調整には苦戦しているものの、今後の釣行を通じて最適なバランスを見つける予定です。
使用タックル
・釣り竿:オリンピック 船竿(3.6m/80号)
・リール:ダイワマグサーボ
・道糸:PE10号
・ハリス:太糸(竿の巻き糸)、道糸と8の字結び
・おもり:丸玉6号をつまようじで固定
・針:丸セイゴ18号
今後はやや長めの4.2mロッドも試してみたいと思っています。
なお、スイベル(サルカン)は使用していません。
パンコイ釣法|視覚的に楽しめる水面勝負
「パンコイ」とは、釣り針に四角く切った食パンを刺し、水面に浮かせるシンプルな釣法。
撒き餌に反応して浮いてきた鯉を狙ってキャストします。
水面を割ってパンを咥える鯉の姿が見えるため、非常にエキサイティングな釣り方です。
水面の撒き餌を食べる鯉が現れたら、発泡仕掛けでなく、パンコイでその鯉を狙うようにしています。
釣れた鯉
釣れた鯉はリリースします。
まとめ
本記事では、2024年4月の宮崎市新別府川での鯉釣り体験を、仕掛け・タックル・釣果とともに振り返りました。
これからも釣行記を随時更新していきますので、同じように鯉釣りに興味を持つ方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。