2月も終盤となり、気温も高くなりつつあります。
春になれば宮崎市新別府川の鯉は産卵期に入り、大きな群れでの回遊もみられることでしょう。
今回は、水面の餌を食べず、なかなか釣れない冬の鯉とは状況が変わり、春の近づきにより水面の食パンを食べる鯉の群れが出現、その中の1匹を釣ることが出来ました。
水面の食パンを食べる鯉の群れが出現
今回は午後3時頃からパンコイを開始しました。
撒き餌の食パンの耳をまいていると、午後4時頃から数匹の鯉の群れが水面の食パンを食べています。
群れの中には大型が一匹混じっていましたが、大型のみ撒き餌の食パンをかなり警戒して食べているようでした。
※大型は水に浮かぶ食パンをいきなり食べず、下の方からじっと見て安全そう?だったら食べています。
※鯉の群れが出現したのは、午後4時以降です。昨年も午後5時~午後6時のやや薄暗い時間帯に、餌を食べに巣穴から出てきていたようです。
パンコイ仕掛けに鯉がヒット!
抱卵はしてなさそうですが、80cm近くありました。
やはりパンコイはリリースが前提の釣り、と考えています。
新別府川に帰って行きました!
今回の釣り方
今回は今年初となる水面に浮かぶ食パンを拾う鯉の群れを発見し、ようやく1匹の鯉を釣りました。
まだ寒さが残るため鯉の活性はやや低く、川の中央にまで出てきて食パンを食べようとしません。
そこでいくつかの作戦を練ってみました。
パンコイで草むらの際を狙う
撒き餌の食パンを撒いてみたところ、草むらの際の薄暗い部分で鯉の群れが食パンを食べていたため、草むらぎりぎりにパンコイ仕掛けを投げました。
草むらから数十センチ離しただけでも餌の食パンを食べませんでした。
パンコイでは人の気配をなくす
また、釣り人の姿も鯉からなるべく見えないように、川べりから数メートル離れ腰を低くしパンコイにかかるのを待ちました。
宮崎市新別府川の鯉はスレているため、人の気配をなくし静かにパンコイを楽しむようにしています。
パンコイはラインコントロールがキモ
今回は東風が強く、ラインにドラッグがかかり、鯉はパンコイを見抜いていたようです。
宮崎市新別府川の鯉は不自然な動きをする餌にとても警戒心を持っています。
幸運にも1匹の鯉を釣りましたが、ラインにドラッグがかからないようにラインコントロールができることが大切です。
パンコイフロートを外す
鯉がパンコイに違和感を感じないようにフロートを外しています。
昨年の同時期は、自作のフロートで何とか釣果を得ましたが、今年は鯉がスレてしまったのかフロートに近づくと一瞬止まってじっとフロートを見ているようです。
そこでフロートを外しました。
まとめ
もうすぐ3月に入り、鯉の乗っ込み期も近づきます。
冬のパンコイでは鯉がなかなか釣れない状況が続き苦戦しました。
これから気温の上昇とともにパンコイも楽しめる場面が増えると思います。
引き続き、のんびりパンコイを楽しみたいです。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。