2022年10月29日、11月6日宮崎市新別府川での鯉釣り釣果です。
宮崎市新別府川のフィールドでは、2022年は9月下旬~10月中旬にかけて鯉の活性が上がっていました。
しかし10月下旬~11月初旬にかけては鯉の群れを見ることがあまりできず苦戦しました。
※散歩の方に聞いたところ「最近、鯉を見かけない」とのことです。気温の低下に伴い鯉の活性が下がったのか、それとも鯉が群れごと移動してしまったのか定かではありません。
釣果については、合計で小~中型の鯉が4匹ほどです。
いずれも発泡1本針仕掛けですが画像を交えてお伝えします。
鯉が見つからない?
いつものポイントに到着しましたが鯉がいません。普段は数匹の群れが泳いでいるのですが、見かけるのは数匹の亀のみです。
マキエをしたら鯉が現れるかもしれないと思い食パンをまいてみます。
流れ込みの上流部から少しずつ食パンをまいても鯉は一匹も現れません。食パンは下流にそのまま流れているようです。
そこで持参したオカラ+鶏の餌のマキエをしますが、それでも鯉は現れず鶏の餌が沈んだままです。
※このような状況が2022年10月下旬~11月上旬まで続きました。
仕掛けはシンプルなブッコミ釣りで、餌は食パンを丸めたもの、ふかし芋、干し芋、マルキュー九ちゃん等試しますが、たまに釣れるのは亀だけでした。
そもそも活性の高い鯉の数が少なく、競ってマキエを拾う状況でもなく、針につけた餌には興味がないのか警戒しているのかのどちらかだと思いました。
そこで苦肉の策である「発泡仕掛」で鯉釣りをしてみました。
(画像は10月初旬のものです。同様の仕掛けで鯉釣りをしました。)
発泡仕掛は川底で餌を拾う鯉を対象としたものです。
発泡スチロールの小片を針にさし、仕掛が川底で浮くか沈むかのぎりぎりまで浮力を調整します。
この仕掛けは、川底に沈んだマキエの鶏餌を吸い込むとき、一緒に仕掛を吸い込んでもらうよう考え出されたそうです。
固形物の餌を警戒している鯉に効果があるらしく、宮崎市新別府川で試したところ少しずつ釣果につながっています。
浮力の調整やおもりの重さ、針・ハリスの種類など、まだまだ改善の余地がありますので、フィールドでいろいろ試してみたいと思います。
221029鯉60cm1匹(発泡仕掛)
この日は半日粘ってやっとこのサイズ1匹の釣果でした。
小型の鯉ですがよく肥えていて金色に輝いていました。
早速リリースしました。
221029鯉~60cm4匹(発泡仕掛)
この日も手持ちの固形の餌では反応がなく発泡仕掛としました。
1匹目
まあまあのサイズでした。
2匹目
3匹目
4匹目
かなり小型ですが、この川で生まれた鯉かもしれません。
ハリスの色は関係するのか?
いままでは緑色のPE6号を使っていました。そこでハリスは緑色をやめてなるべく川底に近い色にしようと思います。
今は画像のベージュっぽい色のPE6号を使っています。
実際の色は右の黄色っぽい色が近いです。
※もともとグレーのPEラインだったのですが、釣行を重ねるうち川の色がラインに入ったようです。このラインをハリスとして使いました。
そもそも、宮崎市新別府川は茶色い泥底なのですが「茶色い川底だと鯉は緑色のハリスを警戒する」と聞いたことがあります。
このハリスと発泡仕掛で釣果を得ました。がハリスの色が直接関係しているのかは、よくわかりません。
散歩の方の情報は大事
冒頭にも書かせていただきましたが、散歩の方の「最近、鯉を見かけない」との情報は大切だと感じました。
ほとんど毎日川を見ているのは当方でなく近所の散歩の方だと思います。
散歩の方に迷惑をかけることなく情報を入手できると釣果がアップするかもしれません。
使ってみたい鯉の餌
まとめ
今回は2022年10月下旬~11月上旬の宮崎市新別府川での鯉釣果をお伝えしました。
8~9月はほとんど鯉は釣れず10月に入り少し釣果は上向きました。
しかし10月下旬~11月上旬は鯉の姿をあまり見かけず苦戦しております。
季節的なことが原因なのか鯉がいなくなったからなのか原因は定かでありません。
本来であれば秋の荒食いの時期となりますので、工夫をしまして鯉釣りを楽しみたいと思います。
この記事を最後までお読み頂きありがとうございました。