冬にパンコイで寒鯉を釣る!実は冬の寒鯉釣りは、1年の季節の中で釣れないパターンになるようです。
しかし水面の食パン餌を拾う鯉を見かけたら、パンコイで割と簡単に釣れたりします。
今回は、冬のパンコイで割と簡単に釣れるパターンと、冬のパンコイで釣れない場合の対策などについて投稿いたします。
もととなるデータは、2020年~2021年の冬および2021年~2022年の冬の宮崎市新別府川での自らの釣行記から集めました。
※宮崎市新別府川での自分なりのデータのため、個人差・地域差が生じるかもしれませんのでご了承くださいませ。
冬のパンコイで釣れるパターン
冬の寒鯉の特徴は、何といっても回遊をあまり見かけなくなること。
もちろん数匹の寒鯉が群れで泳ぎ、極たまに水面に浮く食パンを拾うシーンを見かけます。
水面に興味を示す鯉がいれば、パンコイで釣れる可能性が高くなり、パンコイで釣れるパターンといえるでしょう。
冬のパンコイのコツはやる気のある鯉探し
※冬のパンコイのコツは、水面の餌を拾う寒鯉を見つけ出すことです。
冬でなければ、回遊を待つことも可能ですが、そもそも冬の寒鯉はあまり回遊しません。
ですので釣り人自らが足を使い、あちこちで寒鯉の居場所探しとなります。
宮崎市新別府川の寒鯉は群れで越冬しているようで、一度寒鯉の越冬場所を見つければ、あとはそこにいる寒鯉に食い気があるかどうかです。
こればかりは「釣りに行ってみないと分からない」と感じています。
冬のパンコイ用の竿はDAIWAリバティクラブ
冬の寒鯉は食が細いといいますか、春や秋ほど旺盛な食欲のないことが多いです。
寒鯉が餌を口にしたときの、ちょっとした違和感で水面の食パンを吐き出すシーンをよく見受けます。
そこでロッドは穂先の固すぎないものがよいですが、釣れるサイズが5kgオーバーも珍しくないです。
冬のパンコイ用の竿に、DAIWAリバティクラブの3号4.5mを愛用しています。
「リバティクラブ 磯風」は、1本で様々な魚を狙えるよう、扱いやすく丈夫な設計でクセのない調子に仕上げた堤防用万能竿。●全長:4.46m ●継数:5本 ●仕舞寸法:101cm ●自重:195g ●先径:1.4mm ●元径:20.1mm ●オモリ負荷:5.0-10.0号 ●適合ハリス:ナイロン3.0-7.0号 ●カーボン含有率:93%
冬のパンコイの仕掛け
冬のパンコイでは自作フロートを外した針と餌だけのシンプル仕掛けです。
・ロッド:DWIWAリバティクラブ3号4.5m(予備として他社の2号4.5m)
・リール:リアドラグ4000番
・ライン:PE2号
・ハリスと針:PE15号+石鯛針10号位、PE4.5号+鯉針18号
・プライヤー:先の長いもので針外しに使います。鯉は暴れるとパワーがあり、針外しの際に危険と感じることが多いです。
・ラパラのリリースマット:撮影用とリリース用です。
・ほか、耐油の滑りにくい安全長靴(先端に鉄板入り)、厚手の手袋
※くれぐれも安全面にはご配慮を!
冬のパンコイで釣れなければ底に沈める「沈めパンコイ」で!
水面に寒鯉が姿を現さず通常のパンコイで釣れない場合、餌の食パンを底に沈める沈めパンコイで川底を狙います。
底に沈める「沈めパンコイ」の仕掛けは簡単
底に沈める「沈めパンコイ」の餌は簡単で、通常のパンコイ用食パンを2~3個針に差し手で丸めます。
コツとしては、しっかり固め底に沈めること(固めないと餌の食パン浮かんだままで沈まない)です。
沈めパンコイは脈釣りで!
沈めパンコイは、餌を底に沈める針に餌だけのシンプル仕掛けです。実際には持ち竿の脈釣りで釣果を得ています。
■鯉の脈釣りについては、自分なりの経験をまとめておりますので、そちらをご覧いただけますと幸いです。
リンクはこちら↓
「パンコイ難易度高い寒鯉釣り!自分なりのノウハウをお伝えします!宮崎市新別府川220125釣行記」
冬のパンコイまとめ
冬の寒鯉をパンコイで狙うには、水面の食パンを拾う寒鯉の居場所を探すことがコツで、通常のパンコイで釣れない場合、つまり水面の食パンを拾う鯉がいないときは、餌を沈める「沈めパンコイ」に釣り方を変えています。
冬のパンコイとはいえ、鯉釣りの一つの釣り方ですので、寒鯉の習性をよくしらべてフィールドに出かけ自分なりに釣り方を研究してみるのも楽しみの一つではないでしょうか。
※冬の河川敷は想像以上の寒さとなることがあります。防寒対策は万全に無理のない釣行で、冬のパンコイを楽しんでまいりましょう!
この記事をお読みいただき、ありがとうございました!