鯉が見つからない?
2022年10月20日、宮崎市新別府川での釣りが始まった時から、ちょっとした予感がしていました。
いつもなら、川の流れに合わせて鯉の姿が見られるのに、この日は全く姿を見かけません。流れをよく観察してみても、鯉が泳いでいる気配が全く感じられません。
代わりに見かけたのは、のんびりと日向ぼっこをしている亀たちだけ。まさか、この状況で釣れるのか…?そんな不安がよぎりながらも、釣りを始めました。
時間が過ぎても鯉の姿は見当たらず。気温が下がり始めたせいなのか、それとも群れが移動してしまったのか。
頭の中でいろいろなことがぐるぐる回りながらも、釣り場に立っている自分にはできることがひとつしかありません。
焦らず、冷静にマキエを打ち込むしかないと。
発泡1本針仕掛けとパンコイでの釣果
1匹目(発泡1本針)
最初にヒットしたのは、発泡1本針仕掛けを使っていた時でした。
最初は、ほんのわずかな引きがあったので、少しドキドキしていましたが、手に伝わる感触は確かに鯉。
竿をしっかりと握りしめ、慎重にやり取りを重ねて、ようやく姿を見せたのは60cmオーバーの立派な鯉!
その瞬間、思わず声を上げてしまうほどの興奮が体中に広がりました。
2匹目(発泡1本針)
次に釣れたのも、発泡1本針仕掛けでの一匹。
今度は少しサイズが大きくなり、70cmに迫るほどの迫力ある鯉でした。引きが強くて、やり取りが一層面白く感じられました。
川の流れに逆らいながらの戦いで、何度も「負けるものか!」と気合が入った瞬間でした。
このサイズの鯉が釣れるとは、思っていなかっただけに、達成感はひとしお。
3匹目(パンコイ)
そして、最後に釣り上げたのは、パンコイを使った鯉。
この日は日中に発泡1本針仕掛けが警戒されているようで、なかなか反応がありませんでしたが、夕方になると少しずつ水面でモジリを見かけるように。
そこで再度、パンコイを投入すると、これが見事にヒット!しっかりと食いついたところで、慎重にやり取りを重ね、無事に釣り上げることができました。
最初は不安だった日中の釣りも、夕方からの時間帯がベストだったのかもしれません。
鯉の警戒心とその対策
最近の新別府川の鯉は、どうやらかなりスレてきているようです。昼間の時間帯、特に発泡1本針仕掛けでは警戒心が強く、なかなか反応してくれませんでした。
やはり、鯉も賢いので、普段から釣り人の動きに敏感になっているのかもしれません。そのため、釣果を得るためには、時間帯や仕掛けを工夫することが大切だと実感しました。
それでも、薄暗くなり始めた頃に釣れた2匹の鯉は、まさに「狙い通り」と言っても過言ではありません。
昼間は警戒されてしまう中で、夕方から夜にかけての時間帯が最も有効だったようです。夜釣りをしたい気持ちはあるものの、周辺が住宅街であるため、音や光の影響を考慮して夜釣りは控えるようにしています。
使ってみたい鯉の餌
終わりに
今回の釣行では、発泡1本針仕掛けとパンコイを駆使して、しっかりと成果を上げることができました。鯉の活性が低い中での釣りは難しいですが、それだけに釣れたときの喜びもひとしおです。
釣りに行く度に新しい発見がある、そんな楽しさが新別府川にはあります。次回もどんな展開が待っているのか、今からワクワクしながら準備を進めています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!宮崎の釣行情報や天候など、他にも役立つ情報を随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください!